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雪の結晶展

雪の結晶展

白銀の世界の裏磐梯、その雪はどこから来て、どんな形をしているのでしょう。降り積もる雪を手のひらにそっと取ってみると、ひとつひとつカタチが違い、六角形の透明な結晶の、その美しさに驚かされます。雪の結晶に魅せられて、世界で初めて人工雪を作ることに成功した中谷宇吉郎博士は、「雪は天から送られた手紙である」と言いました。そして、博士と一緒に「雪の結晶」などの映画作りをした吉田六郎さんは、顕微鏡で雪の結晶の美しいカラー写真を撮りました。この展覧会は、博士や吉田六郎さんの写真によって、雪の結晶の色々な形を紹介します。精緻で清らかな結晶の美しさ、そして、ひとつとして同じ形がないという、自然の科学の不思議を感じていただければと思います。

雪の結晶展

●裏磐梯季節のプログラム Winter
・講演会:「雪の結晶の不思議と魅力」
・日時:2013年3月16日(土)20:00~21:00
・講師:神田 健三(中谷宇吉郎 雪の科学館館長)
●場所/裏磐梯高原ホテル 〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字湯平山1171
●入場無料/お申込みはホテルフロントまで

主催:裏磐梯高原ホテル 〒969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字湯平山1171
企画:公益財団法人ギャラリーエークワッド GALLERY A4

雪の結晶写真イメージ

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雪の結晶写真イメージ
■中谷宇吉郎(1900-1962)
中谷宇吉郎は、アメリカの農夫・ベントレーが撮った雪の結晶の写真集が出版され、その美しさに感動し、研究に着手する。 美しい結晶ばかりでなくあらゆる形を顕微鏡写真に撮り、結晶を分類し、気象状態がどのようなときにどんな結晶が降るかも調べ、観察によって思い浮かんだ仮説を確かめるため、低温室を作って実験し、1936年に世界で初めて人工雪を作ることに成功した。 温度と水蒸気量の値を変えれば結晶の形が違ってくることがわかり、2つの条件と形の関係を「中谷ダイヤグラム」にまとめた。
雪の結晶写真イメージ
■吉田六郎(1919-1995)
吉田六郎は、中谷宇吉郎から映画や写真撮影能力を評価され、博士と一緒に「雪の結晶」などのテーマの科学映画を監督し、制作した。様々なテーマの科学映画を手掛け、幾多の賞に輝いた。中谷宇吉郎没後も雪の結晶の写真を撮り続け、1000点を超える作品を遺している。吉田の雪の写真はブルーを背景にして結晶が輝く独特のものであり、吉田が開発した一光源二色照明法という撮影技術によるものである。下からブルーの透過光の他、斜めから光をあてて撮るため、立体感のある写真になる。吉田は、特に雪の結晶の中心部にある気泡の形の美しさにひかれて撮影した。撮影は大雪山のふもとのの勇駒別に長期滞在し、雪洞の中で行われた。(左は撮影中の吉田氏)

講演会「雪の結晶の不思議と魅力」終了のご報告

3月16日(土)、ホテル開業30周年記念イベント「雪の結晶展 -中谷宇吉郎と吉田六郎-」の特別講演会「雪の結晶の不思議と魅力」が開催されました。

「中谷宇吉郎 雪の科学館」館長である神田健三さんを講師にお招きし、中谷宇吉郎博士の研究内容の紹介、吉田六郎監督の写真の世界をはじめ、実験を交えた雪の結晶が形成させるまでの過程など、やさしい語り口で解説いただき、参加された皆さまには、科学に対する知見を広めていただけたことと思います。講演会にはお子様から大人まで、数多くの皆さまにご参加をいただき、盛況の内に終了することができました。

神田館長をはじめ、ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございます。

  • 雪の結晶写真
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