豊かな森林と山林に囲まれた会津平。400年にも渡って受け継がれてきた手仕事が生み出す美しい暮らしの道具をご紹介します。会津藩の城下町であった会津若松では会津木綿や漆器、唐人凧、竹籠細工などの職人による手工芸が江戸時代より盛んになり、今でもわずかではありますが、その伝統を伝える老舗が軒先を並べ、街並みにその風情を伝えています。蔵造や木造の店先の暖簾の先には、ものづくりの技を受け継ぎながら、大切な故郷のバトンを次世代へ渡そうとする職人の方々がいます。すぐにでも量産型の製品をスーパーで安価に買うことは出来ますが、一つ一つ丁寧にテマヒマを掛けて創り出された作品は二つと同じものはありません。職人の手仕事による作品には、暮らしの知恵が生かされ、機能美にあふれています。
この機会にぜひ会津の手仕事の魅力に触れていただければと思います。

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  唐人凧/竹藤
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  ロマンこけし/斎藤工房
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  古布/笑美
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  会津木綿/山田木綿織元

この度、裏磐梯高原ホテルでは、会津の暮らしと伝統から生まれた日用品を工房の取材を通して紹介いたします。職人の手で一つ一つ作られた作品は、日々の暮らしの中で生まれた知恵や機能美が宿る逸品です。手軽に手に取れるものから、普段はなかなか目に出来ないものまで、自然豊かな山林の恵みを生かし、農作業の合間に生まれた数々の品々をご覧ください。展示する作品のほとんどは、ご購入いただけます。ぜひ、この機会にご来場いただき、日本人の手仕事による奥深い魅力を感じていただけたらと思います。