ソプラノ

中川 郁文

Ikumi Nakagawa, Soprano

兵庫県出身。奈良教育大学、京都市立芸術大学大学院、サントリーホールオペラ・アカデミーを修了。2019年世界オペラコンクールNEUESTIMMENのアジア地区代表。2021年夏ザルツブルク音楽祭にYoung Singers Projectのメンバーとして日本人で初めて選抜され複数の公演にソリストとして出演。
PMF札幌音楽祭、サラダ音楽祭、日本各地での「第九」やレクイエムのソリストを務める。これまでに国際的な舞台経験を多数持つ。昨年の秋に井上道義指揮・森山開次演出の全国共同制作オペラ《ラ・ボエーム》にてミミ役として全国5都市の公演で大成功したのも記憶に新しく、また、この夏セイジ・オザワ松本フェスティバルにてオペラ《椿姫》ヴィオレッタ役として3日間で5公演という前代未聞スケジュールをやり遂げた。2026年2月に東京文化会館で『道化師』ネッダ役として二期会会員としてデビューする。その後、文化庁新進芸術家海外研修生として渡伊予定。

メゾ・ソプラノ

山川 真奈

Mana Yamakawa, MezZo Soprano

東邦音楽短大を首席で卒業後、東京音楽大学大学院声楽科オペラ研究領域、またイタリアにてヴェローナE.F.ダッラーバコ国立音楽院第二課程修了。読売新聞社主催第78回新人演奏会に出演。2015年に渡伊後イタリアにて研鑽を積む。2019年にはイタリアのリヴォルノ・ゴルドーニ歌劇場「蝶々夫人」スズキにてヨーロッパデビューを果たす。その他イタリアと日本において「カルメン」タイトルロール、「アイーダ」アムネリス、「椿姫」フローラ、「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、「ザネット」タイトルロール、「友人フリッツ」ベッペ「修道女アンジェリカ」公爵夫人、「魔笛」第三の侍女等、国内外問わず様々なオペラに出演し、好評を博す。ゴルドーニ歌劇場主催マスカーニアカデミー修了。2023年には、帝国ホテルジ・インペリアルオペラ／藤原歌劇団公演「カルメン」タイトルロールに抜擢された。藤原歌劇団本公演では「ファウスト」マルト、「ロメオとジュリエット」ステファノを好演した。藤原歌劇団団員。

ピアノ・作編曲

追川 礼章

Ayatoshi Oikawa, Piano

1994年生まれ。埼玉県立浦和高等学校卒業後、東京藝術大学楽理科を経て同大学大学院ソルフェージュ科を修了。2歳からヤマハ音楽教室で学び、6歳から作曲を始める。室内楽ではこれまでに元ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、ローレンツ・ナストゥリカ氏、NHK交響楽団のメンバーらと共演を重ねる。テレビ朝日《題名のない音楽会》にてサクソフォン奏者上野耕平と共演、BS朝日《人生、歌がある》にて、林部智史、藤あや子、坂本冬美と共演する他、多くのTV番組に出演している。
これまで作編曲&ピアノで参加したCDの多くがメジャーレーベルから発売されており、2022年には2月〜3月のNHKラジオ深夜便の歌として林部智史「花に約束」が選ばれる。この作品は自身が作曲、小椋佳が作詞したものである。