第11回「私が感動した磐梯高原の風景」写真コンテストには、皆さまからたくさんのご応募をいただきまして、誠にありがとうございます。
「水中の報道写真家」としてご活躍されておられる中村征夫先生による厳正な審査の結果、多数の応募作品の中から、下記の作品が優秀作品に選ばれました。選出された皆さま、おめでとうございます。

また、入賞作品を中心に展示いたしました第11回「私が感動した磐梯高原の風景」写真展を10月1日から2025年1月5日まで開催いたします。 ご来館の上、すばらしい作品の数々をぜひご覧ください。

・会　　期　　2024年10月1日～2025年1月5日
・会　　場　　裏磐梯高原ホテル　多目的スペース

▼第11回「私が感動した磐梯高原の風景」写真コンテスト　優秀作品

・最優秀作品賞「刻の調べ」　阿部 香織　様

・優秀作品賞「霧晴れる」　鈴木 円　様

・優秀作品賞「裏磐梯の絶景」　吉田 政孝　様

・優秀作品賞「桧原湖の暁天氷」　児山 昭一　様

・優秀作品賞「天空からの聲」　ヒコサミン　様

・優秀作品賞「一瞬の輝き」　稲垣 美加　様

・支配人賞「裏磐梯銅沼」　松矢 紳嗣　様

・ベストシーズン賞（春）「幸せの交差点」　関根 理恵子　様

・ベストシーズン賞（夏）「そのとき、」　伊藤 彩　様

・ベストシーズン賞（秋）「朝の輝き」　杉本 孝　様

・ベストシーズン賞（冬）「風物詩」　長谷部 孝太郎　様

中村征夫先生による審査風景

今年もコンテストには多数の応募をいただきました。
裏磐梯では私も長年撮影しておりますが、皆さんの作品にハッとさせられることも珍しくはありません。入賞された作品はもちろんのこと、惜しくも入賞を逃した作品にも、心揺さぶられるものが何点もありました。賞の枠も決まっており、審査では心を鬼にして臨むのは毎度のことです。家族や仲間と訪れ、記念写真的に撮られた微笑ましい作品や、同じところに長年訪れ、試行錯誤しながら作品作りをされている方も大勢いらっしゃいます。今年の傾向でしょうか、冬の早朝、雪に閉ざされた湖で朝日を待つ方がとても多かったように思います。逆に、探勝路から個性的な五色沼の景観を撮影した作品は驚くほど少なかったです。みんなが知っていて見慣れた景観でも、視点を変えれば新たな発見に気づかされることも多いのではないでしょうか？これからは身近な足元にも気を配り、小さな生物の営みや、一瞬の輝きをも見逃さない気持ちで臨んでくれることを期待しております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真家　中村征夫